S.H.MonsterArts スペースゴジラ

魂アイテム S.H.MonsterArts スペースゴジラ

2012-03-23 18:00 更新

		1994年公開の映画『ゴジラVSスペースゴジラ』の敵役＝スペースゴジラが「S.H.MonsterArts」より登場。原型製作は数多くのゴジラ商品を手がけてきた酒井ゆうじ氏が担当。商品は氏の芸術的造形美を損なわぬよう可動部を設け、生物的な造型と可動を両立した至高の「破壊神」となっている。第１弾ゴジラの基本構造を受け継ぎ、頭、手、足、尾はもちろんフル可動。可動部はスーツのたるみを思わせる分割で処理されている。ヒジとヒザは二重関節で、何層にも分かれた尾はフレキシブルな動きを実現。これに加え商品のセールスポイントをサンプル写真でご紹介しよう。

▲頭部触覚「スペースホーン」にはクリアパーツを使用。ビオランテ譲りの禍々しいアゴは可動し、口内と歯には細かい塗装を施している。

▲スペースゴジラの象徴たる肩の結晶体にはクリアパーツを使用。背ビレ状の結晶体にはパール塗料が塗られ、それぞれにグラデーション塗装を施している。

▲特殊な形状の肩関節を動かすため、上腕の可動部を肩から独立させて設置。可動用のクリアランス空間はカバーで隠すスタイルとなっている。

▲商品にはコロナ・ビームのエフェクトパーツが付属。
パーツの支えには結晶体が並ぶ専用スタンドを用意している。

▲同じ細胞を共有するゴジラとは似て非なるデザインのスペースゴジラ。
商品も頭部から尾に至るまですべて新造パーツが創り起こされた。

▲現在受注中のウェブ限定リトルゴジラとの２ショット。設定とほぼ同じ対比となっているため、映画をイメージしたディスプレイが可能。

さらに５月発売予定のMOGERAにより『ゴジラVSスペースゴジラ』編はコンプリート。これまでの蓄積で「S.H.MonsterArts」はさらなるステージに飛躍するであろう。次はいかなるモンスターが我々を驚かせてくれるのだろうか？

■スペースゴジラとは？
ビオランテやモスラに付着していたゴジラの細胞「Ｇ細胞」が宇宙に飛散し、ブラックホールに飲み込まれることで結晶生物と恒星の爆発エネルギーと融合。これがホワイトホールを経て超生命体に異常進化した宇宙怪獣である。武器はゴジラの放射熱線以上の破壊力を持つ「コロナビーム」、敵を浮遊させて自由を奪う「グラビ・トルネード」、あらゆる攻撃を防ぐ「フォトン・リアクティブ・シールド」など多彩かつ強力。また全身を結晶細胞で覆うことにより宇宙や大気圏内を自在に飛行する。さらに自ら生成する結晶体からエネルギーを無尽蔵に供給することが可能で、対するゴジラはビオランテに続き「自らの分身」に苦戦を強いられた。身長：120メートル、体重：８万トン、飛行速度：マッハ３（飛行形態時）